5年の課程を終えて高専を卒業すると、就職するか進学するか、あるいはそれ以外の選択をするのか、いずれにしても大きな決断をしなければなりません。
高専の卒業生は、優秀な人が進学し、進学が難しい人が就職するというわけではありません。
それぞれの学生が自身の目標を定め、そのためには就職した方がいいのか、あるいは進学した方がいいのかを考え、その目標に向かった結果、進路はバラバラになるのです。
ただし、学校や学科によっては進路の傾向がはっきりしていることもあるので、学校ごと、あるいは学科ごとの進路を確認していきます。
なお、ここでは原則として、令和6年度(令和7年3月)卒業生の進路として各学校が公表しているデータをもとにしています。
群馬高専の概要
群馬高専は機械工学科、電子メディア工学科、電子情報工学科、物質工学科、環境都市工学科の5つの学科を有しています。
就職と進学の別については学科ごとに公表されており、進学先の詳細については学校全体の人数として内訳が公表されています。
機械工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 9 | 28 | 1 | 38 |

群馬高専はどの学科も進学者の割合が50%を超えていますが、中でもその割合が一番高いのが機械工学科です。
進学者の数は就職者の3倍以上となっており、進学する人が多くなっています。
電子メディア工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 15 | 20 | 0 | 35 |

電子メディア工学科は、ほかの学科と比べると進学者の割合が低くなっていますが、それでも進学者の数は就職者より多くなっています。
なお、進学者数が最も多い学科となっています。
電子情報工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 8 | 28 | 5 | 41 |

就職者の割合は2割を切っており、最も進学者の割合が低い学科となっています。
進学者数は就職者数の3.5倍にもなります。
物質工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 10 | 30 | 1 | 41 |

物質工学科も進学者の割合が高くなっており、進学者数は就職者数の3倍です。
環境都市工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 14 | 18 | 1 | 33 |

群馬高専の5つの学科の中では最も進学者の割合が低くなっていますが、それでも進学する学生の方が多くいます。
群馬高専
| 群馬高専専攻科 | 38 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 23 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 6 |
| その他の国立大学 | 44 |
| 公立大学 | 2 |
| 私立大学 | 11 |
| その他 | 0 |
進学先を個別にみていくと、最も人数が多いのは群馬高専専攻科で、進学者のうち3割程度を占めています。
次に多いのが長岡技術科学大学の18名、次いで群馬大学の7名でした。
「その他の国立大学」に44名となっているように、地元に限らず全国の国立大学に進学しています。
まとめ
群馬高専は全国の高専の中でも、最も進学者の割合が高い学校の一つといえます。
関東地方にあり、就職先も比較的近隣に豊富にある状況ですが、それ以上に進学への熱が高いといえそうです。
ただ、就職を希望する学生にとって不利になるということはなく、大企業やそのグループ企業を中心に、多くの求人が寄せられています。



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