「高専って、卒業したあとどんなところに就職できるの?」
「進学校の高校から大学を出るのと、どっちが就職に有利なんだろう?」
進路を考えている中学生のみなさんや保護者の方にとって、卒業後の「就職」はとても気になるポイントだと思います。
結論から言うと、高専生の就職はビックリするほど有利です!
今回は、なぜ高専生がこれほど社会から求められているのか、その秘密と「高専特有の就職システム」をわかりやすく解説します。
数字で見る!高専就職のここがスゴイ
一般的な高校や大学の就職活動とは、スケールが違います。
まずは驚きの数字を見てみましょう。
就職率はほぼ100%!
就職を希望した学生は、例年ほぼ全員が内定を獲得しています。
求人倍率は20倍〜30倍以上!
「学生1人に対して、20〜30社以上の企業から『うちに来て!』と募集が来る」という状態です。
仕事がなくて困ることはまずありません。
就職者の約6割が大企業へ!
誰もが知る従業員1,000人以上の大企業や優良企業へ、多くの卒業生が直接入社しています。
独自の最強システム「学校推薦」とは?
高専の就職活動がこれほど強い最大の理由は、「学校推薦」という仕組みが確立されているからです。
大学の就活のように、何十社もエントリーシートを書いて、何回も面接を受けて・・・という厳しい戦い(一般選考)とは少し違います。
学校推薦のメリット
内定率がめちゃくちゃ高い!
長年、先輩たちが企業で活躍してきた信頼があるため、学校から推薦をもらえれば、試験は面接1〜2回だけ。
内定率は90%以上というケースがほとんどです。
5年生の春には進路が決まる!
4月〜5月頃に選考が始まり、早ければ5月中、遅くとも6月には内定が決まります。
残りの学生生活を、卒業研究や趣味にたっぷり使えます。
校内での「成績(席次)」がカギ!
とても有利な学校推薦ですが、ルールがあります。
それは「1人1社しか応募できないず、内定が出たら辞退できない」ということ。
そのため、人気の大企業の推薦枠は、学校の成績が良い人から順番に選んでいくのが基本です。
行きたい会社を見つけたときのために、1年生のころから日々のテストや実習をがんばっておくことが大切になります。
なぜ企業は「20歳の高専生」を欲しがるの?
大学卒業(22歳)よりも2歳若い高専生が、なぜこれほど大企業から人気なのでしょうか?
「即戦力」の専門知識があるから
15歳の1年生のころから、実験、実習、レポート、そして卒業研究と、5年間かけて徹底的に技術を磨いています。
一般的な大学生よりも「圧倒的に手が動かせる」のが強みです。
トラブルを解決する力が強いから
授業や実験を通じて、「なぜ動かないのか?」「どうすれば解決できるか?」を論理的に考えるクセがついています。
これが仕事の現場でとても役立ちます。
入学前に知っておきたい「注意点」
メリットだらけに見える高専の就職ですが、以下の特徴も知っておくと、入学後のギャップがなくなります。
初任給は大卒より少し低め
多くの企業では「高専卒(短大卒と同等)」の基準になるため、大卒よりは少し低くスタートします。ただし、2年早く働き始めて実務経験を積めるため、その後の昇給で順調にステップアップしていく人が多いです。
配属は「現場に近い技術職」が多い
研究開発の最上流工程は大卒・大学院卒が中心になることが多く、高専本科卒は、設計開発、生産管理、メンテナンス、フィールドエンジニアなど、現場を動かすコア技術者としての採用が多くなります。
最近のトレンド:あえて「自由応募」を選ぶ先輩も!
「学校に求人は来ていないけれど、最先端のITベンチャーに挑戦したい!」「大卒と同じ『総合職』の枠で勝負したい!」という先輩たちは、推薦を使わずに、一般の大学生と同じように自分で就活をして内定を勝ち取っています。
【まとめ】若くして技術者として自立できる最高の環境!
高専からの就職は、「若いうちからプロの技術者として大企業で活躍できる、非常に恵まれたルート」です。
「早く社会に出て活躍したい」「ものづくりや実験が大好き」「安定した大企業で技術を磨きたい」という人にとって、高専は最高の選択肢になります。
学校のオープンスクールや、高専のホームページにある「就職実績(どんな企業に何人入っているか)」をぜひチェックしてみてください。


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