高専を受験しようと考えている受験生やその親御さんにとって、高専は特殊な環境だというイメージがあると思います。
中には、高専に進むことに対して、一抹の不安を感じている方もいるかもしれません。
そこで、高専への適性を調べるチェックリストを作成しました。
「好き(才能)」なことだけでなく「生活(自立)」と「覚悟(進路)」の3つの観点から、高専への適性を確認していきます。
全部で15の質問をします。いくつ当てはまりますか?
➀ものづくり・理数系への興味
- 数学や理科の授業で、公式を覚えるより「なぜそうなるか」の仕組みを知るのが楽しい
- プラモデル、プログラミング、料理、電子工作など、時間を忘れて何かに没頭した経験がある
- 壊れたおもちゃや機械を「中身がどうなっているか」見たくて分解したことがある
- 5教科の中では、国語や社会よりも数学・理科の点数が安定して高い
- 抽象的な理論よりも、実際に動くものや目に見える結果に興味がある
➁自律と生活の能力
- 宿題や提出物を、親や先生に言われなくても期限内に提出できる
- 朝、目覚まし時計(または自力)で起きることができる
- 自由な時間が増えても、スマホやゲームだけで1日を終えず、やるべきことを優先できる
- (寮検討者の場合)洗濯や片付けなど、自分の身の回りのことを最低限自分で行う意欲がある
- 周囲に流されず、「自分は自分」と割り切れる強さがある
➂進路と覚悟の確認
- 15歳の時点で「将来はエンジニアや技術職に関わりたい」という方向性がなんとなく見えている
- 「制服がない」「校則がゆるい」という自由の裏には、同じくらいの「自己責任」があることを理解している
- 大学入試(共通テストなど)の受験勉強よりも、早く専門的な知識に触れたい
- もし同級生が遊んでいても、自分は実験レポート(数千字)を書き上げる根気がある
- 「普通高校のキラキラした青春(文化祭や部活メイン)」よりも「技術を磨く日々」に価値を感じる
あなたはいくつあてはまりましたか?
12〜15個あてはまる方 → 超高専向き
今すぐ高専に入学しても、何の問題もありません。
このサイトを使って高専とはどのようなところか、高専の入試はどのようなものかといった情報を集め、受験を検討しましょう。
8〜11個あてはまる方 → 高専への適正あり
高専に入学して、いい結果を出せる可能性を十分に持っています。
ただ、「いいえ」と回答した質問が多かった項目については、見直しが必要です。
5〜7個あてはまる方 → 高専進学要注意
「いいえ」と回答した質問の方が多い結果となっているので、高専に進学する際は注意が必要です。
高専への進学と並行して、普通高校・専門学科の高校への進学も検討するようにしましょう。
4個以下の方 → 高専進学再検討
高専の自由な環境や高い専門性が、逆に悪い影響を及ぼしているかもしれません。
焦らずに自身の進路を見つめなおすようにしましょう。
チェックリストを終えた方へアドバイス
チェックリストを終えた方に、一言アドバイスをお送りします。
「数学が得意」より「数学が嫌いじゃない」のが重要
高専では、数学の授業はかなり早い進度で進んでいきます。
中学校まで数学が得意だった方も、高専に入って嫌いになってしまう可能性もあります。
数学が得意な人より数学が嫌いじゃない人、もっといえば数学が好きな人が高専に向いています。
自由な環境が向いている人とそうでない人がいる
高専は、一般的に高校より自由な環境となります。
その自由にあこがれて高専を志望する方もいるかもしれませんが、自由なことが逆効果になってしまう人もいます。
高専の自由な環境で力を伸ばすには、自分に厳しくできる強い意志が必要です。



コメント