大学の編入学試験の受験資格や試験の内容などは、大学によって大きく異なります。
そのため編入学を目指す人は、志望校を決めて各大学の編入学試験の実施方法を確認しておく必要があります。
そこで、おもな大学の編入学試験の実施方法をご紹介します。
今回ご紹介するのは、高専からの進学者が多い豊橋技術科学大学です。
推薦入試
豊橋技術科学大学の編入学試験では、推薦入試が実施されます。
推薦入試と学力入試は、対象となる人がまったく異なります。
募集人員
| 学部 | 課程 | 募集人員 |
|---|---|---|
| 工学部 | 機械工学課程 | 47人 |
| 電気・電子情報工学課程 | 40人 | |
| 情報・知能工学課程 | 40人 | |
| 応用化学・生命工学課程 | 27人 | |
| 建築・都市システム学課程 | 25人 | |
| 合計 | 179人 |
豊橋技術科学大学は長岡技術科学大学と同様、高専からの学生を受け入れることを前提に作られた大学なので、編入学の募集人員はかなり多くなっています。
課程ごとに学生を募集し、半数は推薦入試、残りの半数は学力入試で募集することとされています。
出願資格
- 日本の高等専門学校を卒業見込みの者で、在学中の成績が上位に属し、人物、学力が優秀で、出身学校長の推薦を受けられる者
豊橋技術科学大学の推薦入試も、高等専門学校を卒業見込みの人だけに推薦入試の受験資格があります。
合格した場合に入学の確約ができる者とされ、合格後に辞退することはできません。
なお、他の国公立大学の推薦入試を重複して受験することはできません。
課程の選定
志望課程は第2志望まで選ぶことができます。
高等専門学校の学科ごとに、選定できる課程が決められています。
すべての高等専門学校の学科ごとに対応が定められているので、大学が公表している対応学科表を確認しておきましょう。
選抜方法
入学者の選抜方法は書類選考によります。
出身学校長が作成する推薦書及び調査書等により総合判定することとされています。
学力入試
豊橋技術科学大学の編入学試験の学力入試は、推薦入試より幅広い人を対象として実施されます。
募集人員
| 学部 | 課程 | 募集人員 |
|---|---|---|
| 工学部 | 機械工学課程 | 48人 |
| 電気・電子情報工学課程 | 40人 | |
| 情報・知能工学課程 | 40人 | |
| 応用化学・生命工学課程 | 28人 | |
| 建築・都市システム学課程 | 25人 | |
| 合計 | 181人 |
豊橋技術科学大学の編入学試験は、推薦入試と学力入試であわせて360人を募集します。
半数は推薦入試で募集し、残りの半数は学力入試で募集します。
出願資格
- 高等専門学校を卒業した者及び卒業見込みの者
- 短期大学を卒業した者及び卒業見込みの者
- 大学において2年以上(休学期間を除く)在学し、65単位以上を修得した者及び修得見込みの者
- 専修学校の専門課程のうち、文部科学大臣の定める基準を満たす課程を修了した者及び修了見込みの者(ただし、学校教育法第90条第1項に規定する大学入学資格を有する者に限る。)
- 高等学校(中等教育学校の後期課程及び特別支援学校の高等部を含む)の専攻科の課程(修業年限が2年以上であること)のうち、文部科学大臣の定める基準を満たすものを修了した者及び修了見込みの者(ただし,学校教育法第90条第1項に規定する大学入学資格を有する者に限る。)
- その他
長岡技術科学大学とは違い、豊橋技術科学大学では他大学に在学している者が第3学年への転学を志願することもできます。
分野の選定
学力入試でも推薦入試と同様、第2志望まで分野を選ぶことができます。
高等専門学校の学科との対応関係は、推薦入試と同様です。
選抜方法
学力検査及び出身学校長から提出された調査書等による総合判定で行います。
学力検査
- 一般科目として「国語」及び「英語」の筆記試験
- 専門科目として「応用数学」及び「志望課程別専門科目」の筆記試験
ただし、応用化学・生命工学課程の志望課程別専門科目は、筆記試験に代えて面接となる
第1志望課程と第2志望課程の組み合わせにより、受験する専門科目が決められます。
応用化学・生命工学課程を第1志望とする場合は、第2志望は選択できません。
また、応用化学・生命工学課程を第2志望とする場合は、面接を受験する必要はありません。
配点
| 英語 | 国語 | 応用数学 | 志望課程別専門科目または面接 | 合計 |
| 150 | 100 | 100 | 150 | 500 |


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