令和8年4月に高校や高専への入学を目指す入試も一段落しました。
まだ追加募集が行われる学校もあるので、これから合格を目指す受験生は、あと少し頑張ってください。
一方、すでに令和9年4月に入学を目指す新中学3年生にとっては、自身の志望校を決定するための重要な時期を迎えています。
時間が経つほど勉強に力を入れなければならないため、これから新学期になるまでの時間は貴重です。
高専を志望している方、あるいは高専がどんなところなのか気になっている方は、今のうちにリサーチしておきましょう。
今回は高専の入試に向けて、特にチェックしておくべきポイントを3つあげ解説します。
志望校を決定し、希望する進路への進学を考えるうえで欠かせないものばかりなので、必ず早い段階で確認しておくようにしましょう。
高専の新設がないかチェック
実はいま、高専の新設が相次いで検討されています。
そのきっかけの1つは、2023年4月に新設された神山まるごと高専です。

神山まるごと高専は国立・公立の高専ではなく、民間の力で新設された私立高専ですが、給付型奨学金により実質無償化を目指しており、また実際に実質無償化が実現しています。
学校で行われる教育に関して、新たなコンセプトを持つため全国から志願者を集めており、新しい高専のかたちを示したものといえます。
神山まるごと高専の成功を受け、また地元からの高専設立の要望に応えるように、高専が新設されようとしています。
計画段階にあるのはすべて自治体が設置する公立高専であり、国立高専の新設が望めない中で、新たな高専の動向に注目しておきましょう。
設置が見込まれる学校
- 滋賀県立高専【2028(令和10)年4月開校予定】
- 愛知県立高専【最短で2029(令和11)年4月開校】
- 福岡市立高専【2027(令和9)年度に認可申請を行い、2029(令和11)年4月開校を目指す】

滋賀県立高専は、2028年4月開校を目指して準備が進められています。
愛知県立高専と福岡市立高専は、いずれも既存の施設を利用した形での高専設置を目指しており、費用面や準備にかかる時間を圧縮できるメリットがあります。
設置が検討されている学校
- 山梨県立高専

山梨県立高専については、プランが具体化するまでまだ時間がかかりそうですし、計画が立ち消えになる可能性もありそうです。
このほかにも、新たな高専を設立する動きが急に具体化する可能性はあるので、特に地元で動きがないかチェックしておきましょう。
学科の改組や募集方法をチェック
高専に設置されている学科は、ずっと不変というわけではありません。
その時代にあわせて名称が変更になるだけでなく、中身についても見直しが行われることが珍しくありません。
どの高専・どの学科を志望するのか考える際には、最新の情報をふまえて検討するようにしましょう。
また、学科の改組と同時に、募集方法が変更されることがあります。
それまでの4学科、5学科を1つの学科にまとめ、学生の募集は一括して行うというような変更がよくあるパターンです。
学科ごとの募集だと、人気のある学科と人気のない学科で倍率に大きな差が生じる可能性がありますが、一括募集であれば、そのような偏りや定員割れとなる学科が生じる可能性は大幅に減るためです。
また学生にとっても、高専に入ってから専攻を決められるため、中学生のまだ何も知らないうちに専攻を決めて志願するより将来への不安が少なくなると考えられます。
学科や募集方法の変更は、各高専のホームページで公表されるため、気になる学校がある人は確認しておきましょう。
令和9年4月に改組を予定している学校
- 奈良高専

- 東京高専
令和8年4月に改組する学校
- 旭川高専
リンク先では申請中となっていますが、正式に学科改組が行われています。
- 福井高専

- 宇部高専
- 熊本高専

- 鹿児島高専
- 神戸高専

直近の入試の状況をチェック
どの学校でもいえることですが、急に志願者が増えたり減ったりすることはありませんし、倍率などもだいたい例年並みになることが多いです。
そこで、直近の入試の志願者数や倍率などを確認し、おおよそのイメージをつかんでおきましょう。
また、高専の入試では推薦入試が大きなウエイトを占めるので、推薦入試に出願できる条件を必ずチェックしましょう。
もし希望する学校の条件に達していない場合は、どのようにして条件をクリアするのか、あるいは他の学校で出願できる学校がないかなども調べておきましょう。
【まとめ】事前の準備が良い結果につながるはず。次の入試はすでに始まっています。
今回ご紹介した内容は、令和9年4月以降の入学を目指す中学生やその親御さんに向けてのものです。
まだ実際の入試まで少なくとも1年ほどありますが、この間にどのような準備ができるかにより、入試の結果や結果に対する受け止め方は変わってくるでしょう。
出願までの期間に多くの情報を集め、自分にあった学校や学科を探すことができれば、あとは本番の試験に向けて勉強を頑張るだけです。
試験を終えて後悔することのないよう、今日からできることをどんどん始めていきましょう。



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