5年の課程を終えて高専を卒業すると、就職するか進学するか、あるいはそれ以外の選択をするのか、いずれにしても大きな決断をしなければなりません。
高専の卒業生は、優秀な人が進学し、進学が難しい人が就職するというわけではありません。
それぞれの学生が自身の目標を定め、そのためには就職した方がいいのか、あるいは進学した方がいいのかを考え、その目標に向かった結果、進路はバラバラになるのです。
ただし、学校や学科によっては進路の傾向がはっきりしていることもあるので、学校ごと、あるいは学科ごとの進路を確認していきます。
なお、ここでは原則として、令和6年度(令和7年3月)卒業生の進路として各学校が公表しているデータをもとにしています。
津山高専の概要
津山高専は総合理工学科の1学科のみが設置されており、その中は先進科学系、機械システム系、電気電子システム系、情報システム系の4つの系に分かれています。
就職と進学の別、進学先の内訳に関するデータは、いずれも系ごとに公表されています。
先進科学系
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 23 | 13 | 0 | 36 |

| 津山高専専攻科 | 1 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 2 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 0 |
| その他の国立大学 | 10 |
| 公立大学 | 0 |
| 私立大学 | 0 |
| その他 | 0 |
就職が6割以上、進学は3割程度となっており、就職者の方が多くなっています。
進学先で最も多いのは岡山大学の6名、次に豊橋技術科学大学の2名となっています。
機械システム系
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 25 | 16 | 1 | 42 |

| 津山高専専攻科 | 10 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 3 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 0 |
| その他の国立大学 | 3 |
| 公立大学 | 0 |
| 私立大学 | 0 |
| その他 | 0 |
就職者はおよそ6割を占めており、進学者より多くなっています。
津山高専専攻科への進学者が最も多く10名、次いで豊橋技術科学大学に2名となっています。
電気電子システム系
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 26 | 12 | 0 | 38 |

| 津山高専専攻科 | 7 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 3 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 0 |
| その他の国立大学 | 2 |
| 公立大学 | 0 |
| 私立大学 | 0 |
| その他 | 0 |
就職者の割合は7割近くになっており、就職者数は進学者数の倍以上になっています。
津山高専専攻科への進学者が最も多く7名となっており、次に豊橋技術科学大学が3名となっています。
情報システム系
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 25 | 19 | 2 | 46 |

| 津山高専専攻科 | 4 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 3 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 0 |
| その他の国立大学 | 10 |
| 公立大学 | 0 |
| 私立大学 | 2 |
| その他 | 0 |
就職の割合が6割近くになりますが、進学の割合も4割を超えています。
津山高専専攻科に4名、豊橋技術科学大学に3名が進学しているほか、岡山大学、島根大学に2名が進学しています。
まとめ
津山高専の卒業生162名のうち、就職したのがおよそ6割となる99名、進学したのが60名となっています。
専攻科を含む就職内定者数112名のうち、岡山県内に本社のある会社に就職したのが9名で、大半が県外に本社のある企業に就職していることが分かります。



コメント