【学校別】高専⇒就職の人数はどれくらい？地元で就職する人はどれくらいいる？（近畿）

高専の本科5年の課程を終えると、大学に編入学する人と就職する人に分かれます。
進学する人のおおまかな進路についてはすでにご紹介しましたが、就職に関しては詳しく触れていませんでした。
そこで、本科を卒業した学生の就職に関するデータを学校ごとにご紹介していきます。

概要

今回ご紹介するのは、令和6（2024）年3月に卒業した学生の進路です。
できる限り学科やコース別に、実際の就職者数や求人数をご紹介していきます。
また就職先の地域については、学校が公表しているデータのとおりとしています。
多くは会社の本社がある地域で区分されていると思われますが、実際に就労する地域とは一致しない場合があるかもしれません。

舞鶴高専

就職者数の方が多くなっていますが、その就職者数に見合うだけの求人数が寄せられています。
学科・コースごとにみた場合、求人倍率はいずれも30倍以上となっており、非常に多くの求人があることが分かります。

明石高専

いずれの学科も、就職者数より進学者数の方が多くなっています。
ただ、求人数はいずれの学科も多くなっており、求人倍率は最高で60倍以上となっています。

奈良高専

学科ごとに就職者数にばらつきがありますが、就職者数が多い学科でも50%程度となっています。
一方、求人数はいずれの学科も200人~300人程度、求人倍率は10倍以上となっています。

和歌山高専

進学者数より就職者数の占める割合の方が多くなっています。
就職者のうち、県外への就職者が大半となっていることが分かります。
また、県外への就職者のうち京浜（東京・横浜）への就職者数の方が、京阪神（京都・大阪・神戸）への就職者数より多くなっています。