5年の課程を終えて高専を卒業すると、就職するか進学するか、あるいはそれ以外の選択をするのか、いずれにしても大きな決断をしなければなりません。
高専の卒業生は、優秀な人が進学し、進学が難しい人が就職するというわけではありません。
それぞれの学生が自身の目標を定め、そのためには就職した方がいいのか、あるいは進学した方がいいのかを考え、その目標に向かった結果、進路はバラバラになるのです。
ただし、学校や学科によっては進路の傾向がはっきりしていることもあるので、学校ごと、あるいは学科ごとの進路を確認していきます。
なお、ここでは原則として、令和6年度(令和7年3月)卒業生の進路として各学校が公表しているデータをもとにしています。
徳山高専の概要
徳山高専は機械電気工学科、情報電子工学科、土木建築工学科の3つの学科を有しています。
卒業生の進路に関するデータは、すべて学科ごとに公表されています。
機械電気工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 33 | 13 | 1 | 47 |

| 徳山高専専攻科 | 5 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 4 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 2 |
| その他の国立大学 | 1 |
| 公立大学 | 0 |
| 私立大学 | 1 |
| その他 | 0 |
7割が就職、3割が進学という内訳になっています。
山口県内に就職したのは、就職者のうち36%ほどで、3つの学科の中では最も高くなっています。
進学先としては徳山高専専攻科が5名で最も多く、次いで長岡技術科学大学と豊橋技術科学大学の2名となっています。
情報電子工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 29 | 6 | 1 | 36 |

| 徳山高専専攻科 | 3 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 0 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 1 |
| その他の国立大学 | 2 |
| 公立大学 | 0 |
| 私立大学 | 0 |
| その他 | 0 |
8割以上が就職している一方、進学したのは卒業生の16%程度です。
就職者のうち山口県内に就職したのは10%程度で、3学科の中で最も低い割合となっています。
進学先では、徳山高専専攻科の3名が最多です。
土木建築工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 29 | 11 | 1 | 41 |

| 徳山高専専攻科 | 5 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 2 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 0 |
| その他の国立大学 | 3 |
| 公立大学 | 0 |
| 私立大学 | 1 |
| その他 | 0 |
卒業生の7割が就職、3割程度が進学となっています。
山口県内の就職者は就職した学生のうち20%程度です。
進学先をみると、徳山高専専攻科に5名、次に豊橋技術科学大学に2名となっています。
まとめ
徳山高専全体の卒業生124名のうち就職したのが91名となっており、進学したのは4人に1人程度です。
就職先の地域としては関東地方が最も多く、情報電子工学科ではおよそ半数、土木建築工学科では6割近くが関東地方に就職しています。
一方、進学した学生30名のうち、半数に近い13名が徳山高専専攻科に進学しています。



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