5年の課程を終えて高専を卒業すると、就職するか進学するか、あるいはそれ以外の選択をするのか、いずれにしても大きな決断をしなければなりません。
高専の卒業生は、優秀な人が進学し、進学が難しい人が就職するというわけではありません。
それぞれの学生が自身の目標を定め、そのためには就職した方がいいのか、あるいは進学した方がいいのかを考え、その目標に向かった結果、進路はバラバラになるのです。
ただし、学校や学科によっては進路の傾向がはっきりしていることもあるので、学校ごと、あるいは学科ごとの進路を確認していきます。
なお、ここでは原則として、令和6年度(令和7年3月)卒業生の進路として各学校が公表しているデータをもとにしています。
宇部高専の概要
宇部高専には機械工学科、電気工学科、制御情報工学科、物質工学科、経営情報学科の5つの学科が置かれています。
就職と進学の内訳については学科ごとに、進学先の詳細については学校全体の人数が公表されています。
機械工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 34 | 9 | 0 | 43 |

就職者の占める割合は8割近くになっており、卒業後の進路は就職が中心となっています。
就職者34名のうち県内で就職したのは6名です。
電気工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 30 | 7 | 2 | 39 |

就職者の割合は75%を超えており、進学するのは2割以下となっています。
就職者のうち、山口県内で就職したのは6名でした。
制御情報工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 35 | 7 | 0 | 42 |

就職者が多い宇部高専の中でも、最も就職の割合が高い学科となりました。
35名の就職者のうち、山口県内で就職したのは1割以下となる3名でした。
物質工学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 24 | 12 | 3 | 39 |

宇部高専の5つの学科の中では、最も進学者数が多く、また進学の割合が高い学科となりました。
なお、就職した24名のうち県内で就職したのは3名でした。
経営情報学科
| 就職 | 進学 | その他 | 合計 |
| 34 | 7 | 0 | 41 |

就職の割合は8割を超えており、就職する学生が大半となっています。
就職者のうち、山口県内で就職したのは5名です。
宇部高専
| 宇部高専専攻科 | 22 |
| 長岡・豊橋技術科学大学 | 6 |
| 旧帝大・東京科学大学・神戸大学 | 2 |
| その他の国立大学 | 11 |
| 公立大学 | 1 |
| 私立大学 | 0 |
| その他 | 0 |
進学者42名のうち半数以上の22名が、宇部高専専攻科に進学しています。
そのほかには、豊橋技術科学大学に4名、山口大学と九州工業大学に3名などとなっています。
まとめ
宇部高専の卒業生204名のうち就職したのが157名となっており、全体の8割近くが就職していることとなります。
一方、進学者の半数は宇部高専専攻科に進んでおり、そのほかも近隣地域にある大学に進む学生が多くなっています。



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